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子宝相談

実際の相談

29才 女性

結婚してすぐにご来店。ひどい冷え症で、生理も不順だったため、自然に妊娠できるか心配になってご相談に見えました。今すぐではないが、来年ぐらいに妊娠出来たらと話していました。
実際、かなり体の冷えが強いようで、基礎体温も全体的に低め。胃腸も弱く、常に眠いと話していました。
漢方薬を飲んで、1か月もしないうちに、胃腸は調子が良くなり、午後の眠気もかなり改善してきました。
その後、生理も毎月来るようになり、高温期もしっかり上がるようになってきて、漢方薬を飲んで、ちょうど一年後に妊娠しました。自然妊娠です。

39才 女性

結婚して2年たっても妊娠せず。妊活に力を入れるために仕事をやめたばかりで、できることは全部やりたいと漢方相談にみえました。
同時に不妊専門の病院と、鍼灸にも通い始めたということでした。体外受精も考えていたそうです。
生理痛が強く、体の状態を見ると、かなりお血(おけつ:血の汚れ)が強かったです。漢方薬はお血の改善の薬と、年齢を考え、卵子の質を上げる薬を出しました。
漢方薬を飲み始めて2回目の生理で、出血量がかなり増え、塊もたくさん出たということでした。漢方薬のおかげで、この時に子宮の大掃除が出来たようです。
その1か月後に妊娠が確認できました。漢方を始めてわずか4か月での懐妊となりました。
ちなみに病院ではまだ検査中で、これからタイミング療法をやろうと思っていたところでした。自然妊娠です。


37才 女性

2か月後に結婚を控えていた時にご来店。年齢を考えて、妊娠しにくいのではないかと心配していました。体調も悪く、疲れや肩こりと、PMS(生理前症候群)のひどいイライラに悩まれていました。
この方はかなり気のめぐりが悪く、ホルモンバランスの乱れから、基礎体温もガタガタでした。
漢方薬は、気のめぐりを良くするものと、疲れを取るものや、生理を調整するものなど、その時の体調に合わせて出していました。
3か月を過ぎたころより、体調がかなり改善し、生理前のイライラや生理痛もなくなってきました。その頃から、基礎体温も安定してくるようになりました。体調が整ってきたので、漢方薬は子宮内膜の状態を改善するものと、卵子の質をよくするものに変え、より妊活に力を入れていました。
漢方薬を飲んで、半年後に妊娠が確認できました。自然妊娠です。


33才 女性

結婚して一年くらいでご来店。子供もなるべく早くほしいが、生理痛がひどかったので、まずは体調をしっかり整えたいとのこと。不妊専門の病院にはまだ行ってませんでした。
この方の旦那さんも不眠症で悩んでおり、ご夫婦で漢方薬を飲み始めることになりました。
旦那さんの不眠症は1か月もしないうちに良くなりました。
奥さんの生理痛は、改善までに少し時間がかかりましたが、血と気の巡りをよくする漢方薬を半年位飲んだ頃より、徐々に改善し、8か月後には鎮痛剤がいらないくらい、すっかり軽くなり、月経血もきれいになりました。これは子宮の中の血流が良くなり、子宮内膜の血がきれいになった証拠です。
その後、処方を変え、子宮を暖め、卵子の質をよくする漢方薬に変えて2か月後に妊娠が確認できました。自然妊娠です。


30才 女性

最初は肌荒れでご相談にみえました。話を聞くと、昔から生理前症候群がひどく、3年間くらいピルを飲んでいたようです。
半年前に結婚し、すぐに子供が欲しかったために、ピルの服用をやめた途端に、吹き出物がたくさん出てきてしまったようです。
まずは肌荒れを治したいのと、ピルをやめてから生理周期が不順になったことと、月経血の量が減ってきたのを気にしていて、生理をきちんと整えたいとのことでした。
胃腸の調子も良くなかったので、漢方薬はまず、胃腸の調子を整える漢方薬と、気と血の巡りを良くしながら同時に補血作用のある漢方薬を出しました。
2か月後には、胃腸の調子も肌荒れもかなり改善してきました。
4か月後には生理の量も増えてきて、周期も整ってきました。
半年後には肌がかなりきれいになって、胃の調子もよく、基礎体温も良くなってきたころに、妊娠の報告を受けました。自然妊娠です。


37歳 女性

不妊治療歴8年、その間に3回の流産を経験しています。子宮の形態異常と妊娠すると血が固まりやすくなる凝固因子異常ということで、専門の病院で不育症と診断され、治療を受けています。当店には、3回目の流産後にご来店。
元々の体質である、腎陽虚とお血、そして長年の不妊治療によるストレスからくる肝気鬱滞の漢方薬を中心に処方していました。
この方は、卵巣の位置にも異常があり、普通の採卵ができなかったため、体外受精はできずに、何度も人工授精を繰り返していました。
漢方薬を始めて、1年4か月後、人工授精で4回目の妊娠。しかし、心拍が確認できずに初期流産となってしまいました。4回目の流産から、10か月後、人工授精で再び妊娠。今回は心拍が確認できましたが、妊娠中ずっと出血が続いており、絶対安静でほぼ寝たきりで過ごしていたようです。その後、入院し、8か月で無事出産。元気な女の子です。
赤ちゃん連れでご来店いただいた時のことをブログに載せています。
不育症を乗り越えて


40歳 女性

38歳の時に初めてご来店。チョコレート嚢胞があり、長年ピルを服用していましたが、妊娠希望ということで、最近になってピルをやめたということです。
お血が強く、胃の調子も悪かったため、胃腸に負担の少ない駆お血薬を処方。また、年齢のことも考えて、卵巣機能を高めるために補腎の薬も同時に処方しました。
ピルをやめてすぐだったので、当初、月経血が少な目でしたが、漢方薬を飲み始めて3か月くらいで月経血も増え、胃の調子も良くなり、体調がとてもよくなったと喜んでいました。
自然妊娠を目指していましたが、年齢のこともあり、その後病院の勧めで体外受精を受けることに。一度の採卵で3個の受精卵を凍結することができました。2回目に戻した時に、無事着床しました。妊娠後も安胎のための漢方薬は飲み続けていたため、つわりも軽く、体調良く妊娠期間も過ごせたようです。その後、無事出産したと連絡がありました。


39歳 女性

2人目のお子さんが欲しいとご来店。一人目のお子さんは、2年前に自然妊娠で授かったそうです。育児が大変で、睡眠も悪く、全体的にエネルギー不足という感じでした。生理も再開していましたが、出血量が少ないということでした。漢方薬は、気血を補い、補腎して、卵巣の若返りを図るお薬にしました。飲み始めてすぐに、体が温まってくる感覚があり、睡眠も良くなってきたということでした。5か月くらいすると、経血も増えてきたので、人工授精をやってみることにしました。その後、2回目くらいですぐに妊娠しましたが、初期流産してしまいました。卵子の質が悪かったのかと思い、しばらく人工授精はお休みして、もう一度しっかり体作りに専念したいということでした。半年後くらいには、かなり体調が良くなり、体力もついてきたように感じると話していました。また来月くらいから人工授精を始めてみようかな、と話していた矢先に、自然妊娠していることがわかりました。その後、妊娠は順調に継続し、無事出産されました。産後も赤ちゃん連れで時々漢方を買いに来てくださいます。



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